2020年03月17日

東海道・由比宿を歩く⑥―八阪神社

八阪神社 通りを西へ歩いて行くと、とんでもなく急な石段が現れました。宗像神社の石段も急には急でしたが、八阪神社の比ではありません。

 八阪神社と中峯神社と刻まれた幟立てが並び、鳥居の神名額には八阪神社の文字が。由比の立地はフォッサマグナの南西部。海岸段丘の南側に隆起した狭い地域ですから、この急な石段もやむを得ません。

八阪神社 傾斜角60度の急な階段をおっかなびっくりで登り切り、振り向いて見下ろせばビックリ。この社殿はおそらく八阪神社。中峯神社はさらに高い所に祀られているようです。

八阪神社の石段を見下ろす 八阪神社が祀られている地域の字名は東倉沢。「クラ」の付く地名には、急傾斜地の地すべりを怖れる警告の意味があります。由比が背負った断崖が迫る山側には八阪神社だけでなく大小多くの神社や祠が、合祀されることなく祀られていましたが、それらも地すべりを怖れる気持ちの表れと感じられました。

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