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2024年10月17日

奥三河・足助のまち歩き⑩―馬頭観音と馬の水場

馬頭観音 さあ、この道が旧「中馬街道」。川の下流方向に少し歩くと、そこにあるのが「中馬街道」の歴史を語り継ぐ馬頭観音。解説看板によれば・・・

 二、大きな馬頭観音
 中山道の脇街道(物資輸送をはじめ庶民の道)として栄えた伊奈街道は、中馬による塩の道でもありました。明治も終りになって馬の背から馬車にかわると、このような立派な馬頭観音(三面八腎の典型的な座像)が町の入り口に馬車組合の人々によって建てられるようになりました。
          足助町文化財保護委員会


馬の水呑み場 ・・・とのこと。馬頭観音の台座に刻まれた「巴川組」が馬車組合の名前。そして、その横には、馬の水呑み場として使われたと思われる舟型の水桶も。

石碑・石仏群 そもそも、「中馬街道」の「中馬」とは、馬の背に荷物を乗せて運ぶ人たちのこと。そんな「中馬街道」に相応しいのが馬頭観音。近くには、馬頭観音だけでなく、不動明王、大日如来や役行者などの石仏も並んでいました。


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