自然と歴史の中を歩く！

　秋葉山は火防の山。昔から、火災防止の願いを込め、全国から多くの参拝客が集まり、神体山の山道を歩いて登っていたのです。

　この日も、岩手県大船渡市で2月下旬に起きた山林火災の延焼がようやく収束に向かっているとのニュースが伝えられ、今さらながらに火災の恐ろしさを感じさせられていました。そんな理由もあってか、石畳の坂道にある「火気に注意」の看板に目が留まりました。この丸いホーロー看板は、私の好きな「纏リス」。左折してしばらく登ると、そこにも「火気に注意」のホーロー看板も。

　今も昔も、火事に対する注意は絶対に必要。しかし、それでも発生してしまう可能性がある「人災」を防ぐには、私たちの日頃の注意をさらに高めるしか解決策はありません！

　近頃、秋葉山に登る人が多くなっているのは嬉しい話。しかし、そこで気の緩みから森林火災を発生させることだけは、絶対に避けましょう！