2020年05月23日
2020年初夏、新宮池から春埜山へ⑧―大時の「ちゃばら」と「春野富士」
砂川(いさがわ)をさらに東へ向かうと、大時(おおとき)の交差点に出ます。大時の地名について、奈良県天理市乙木町の例を参考に考えてみると、元々は「砂川→花島」「胡桃平→牧野」の時に越す「峠」―それが「小峠(おとうげ)⇒おとぎ=大時(おおとき)」と変わって来たということになり、大時は気田川支流の不動川の源流であり、この先の春埜山は南は森町の太田川、東は島田市の家山川。まさに大時は分水嶺=峠ということになります。
大時の「ちゃばら」は広くはありませんが、ここから西を見れば、手前の山の向こうにピラミッドのような三角形の山が見えます。この山が新宮池のそばに聳える高塚山。地元では「春野富士」と呼ばれることもあり、秋葉山の送電線鉄塔からもこの美しい三角形がよく見えます。
Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:13│Comments(0)
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