› 自然と歴史の中を歩く! › 出かけよう!北遠へ › 野の花・植物 › 昆虫・蝶の図鑑・野生鳥獣 › 雨のち晴れの北遠をグルリ㉒―イケマで吸蜜するアサギマダラ

2022年08月29日

雨のち晴れの北遠をグルリ㉒―イケマで吸蜜するアサギマダラ

 イケマキョウチクトウ科の蔓植物イケマは、アイヌ語由来の名。だからと言って、分布は北海道だけでなく、本州、四国、九州にも生育していますので、南方系の蝶アサギマダラにとっても、親しみを感じるのかも知れません。

イケマで吸蜜するアサギマダラ アサギマダラの幼虫の食草と言えばキジョランが有名ですが、実はアサギマダラはイケマの葉の裏にも産卵し、幼虫はイケマの葉を食べて育ち、イケマの毒を体内に蓄積するのです。

 つまり、イケマの花で吸蜜するアサギマダラの姿はごく普通の光景。アサギマダラと言えば、フジバカマやヒヨドリバナを連想しがちですが、ちょっと地味なイケマだってアサギマダラには似合いの花なんです。





同じカテゴリー(出かけよう!北遠へ)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
雨のち晴れの北遠をグルリ㉒―イケマで吸蜜するアサギマダラ
    コメント(0)