2025年05月18日

渥美半島・田原の町歩き④―龍泉寺

龍泉寺 龍門寺の隣に鎮座しているのは浄土真宗の清谷山龍泉寺。山門をくぐった先の境内には松尾芭蕉の句碑が建てられていました。

松尾芭蕉の句碑 刻まれている句は「寿久三行や 馬上尓 氷る 影本うし」(すくみゆくや 馬上に氷る 影法師)。句碑は、貞享4年(1687)に芭蕉が渥美半島を訪れた時に詠まれたもので、句碑の建立は芭蕉没後八十八年の忌日、天明2年(1782)10月12日。

「丸に右離れ立ち葵」紋の軒瓦 そして、本堂の屋根を見上げると、軒瓦には「丸に右離れ立ち葵」紋。「桶狭間の戦い」に参戦していた松平元康(徳川家康)は、今川義元が支配していた田原城を攻め落とし、以後、田原を含めた東三河は家康の支配下に。「丸に右離れ立ち葵」は、徳川家康の家臣、本多忠勝の家紋。田原城の城主を務めた本多広孝は、もちろん本多家の武将でした。




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