2024年05月06日
180回目の秋葉山③―ハルジオンとダイミョウセセリ
ハルジオンを漢字で書くと「春紫菀」。この日(5月3日)は2024年の「立夏」の日の2日前でしたので、暦の上ではまだ「春」。ハルジオンが咲いていても不自然ではありません。しかし、ハルジオンが北米原産の外来種だと知ると、はて?ちょっと抵抗がないこともありません。
ハルジオンの花にやって来ていたのはウスバシロチョウ(右上の写真)とダイミョウセセリ(左の写真)。白い翅のウスバシロチョウはともかく、真っ黒な翅に白班のダイミョウセセリがハルジオンの白い花の止まっていれば、見逃すことはできません。
ダイミョウセセリには、ちょっとだけ違う関西型と関東型とがありますが、秋葉山の麓で出会ったダイミョウセセリは後翅の白斑があまり目立たない関東型。昆虫や植物には、東西での分布に若干に違いがあるものがありますが、静岡県の西部がその境界となるものが多く、その点でも遠州地方は興味深いエリアです。
ハルジオンの花にやって来ていたのはウスバシロチョウ(右上の写真)とダイミョウセセリ(左の写真)。白い翅のウスバシロチョウはともかく、真っ黒な翅に白班のダイミョウセセリがハルジオンの白い花の止まっていれば、見逃すことはできません。
ダイミョウセセリには、ちょっとだけ違う関西型と関東型とがありますが、秋葉山の麓で出会ったダイミョウセセリは後翅の白斑があまり目立たない関東型。昆虫や植物には、東西での分布に若干に違いがあるものがありますが、静岡県の西部がその境界となるものが多く、その点でも遠州地方は興味深いエリアです。