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2024年05月06日

目で見る掛塚の防災⑪―イヌマキの生垣

イヌマキの生垣 今年(2024)の元日に発生した能登半島地震の報道ニュースの画面を通し、地震で倒壊した家で発生した火災が一気に広がる延焼、類焼により、近隣地域全体が焼け落ちてしまった光景を目の当たりにさせられました。危惧される災害の中で、防ぐことができる可能性があるのは、延焼、類焼を防ぐことです。

イヌマキの生垣 そんな思いを込めて植えられているのが、掛塚のあちこちで見られるイヌマキの生垣。もちろん、目隠しや防風の意味合いも大きいのですが、先ずは類焼を防ぐため。逆に考えれば、我が家で火災が発生した時には、その火を臨家へと広げる延焼を防ぐことにもなるのです。

 常緑樹であり枝の密度も高いイヌマキ。イヌマキの剪定は、年2回がよいとされていますが、掛塚では「掛塚まつり」の前に行われるのが一般的。狭い道を曳き回す屋台の邪魔をしては、絶対にいけません!

「防災フェア in 掛塚」 *今回、「歴史に学ぶ掛塚の防災」と題してレポートさせていただいたのは、5月18日(土)19日(日)に開催する「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」主催の「いじゃまいかけつか・2024年春」のテーマを「防災」としたから。正月には能登半島地震が発生し、テレビの画面を通して被災現場の光景を目の当たりにしたことにより、南海トラフ巨大地震に対する備えの必要性がより身近な課題として考える機会としていただきたいと考えました。




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