2024年05月04日

目で見る掛塚の防災⑨―掛塚防災緑地公園

 今年(2024)、全国各地で震度5弱以上の地震が多発し、様々な被害情報が伝えられています。もしも、家屋の倒壊を免れることができたとしても、水道管破裂などにより、飲料水や生活水への不便が生じることも報告され、そんな時に役立つのが非常用給水タンクです。

「掛塚防災緑地公園」の非常用給水タンク
竜洋西小学校の非常用給水タンク

トイレと防災倉庫 掛塚地区の非常用給水タンクが設置されているのは、竜洋西小学校と「掛塚防災緑地公園」。「掛塚防災緑地公園」には、住宅が密集している掛塚で、もしも火災などが発生した場合の類焼・延焼回避や避難場所としての役割もあり、さらに公園の下には、容量100tの防火貯水槽が設置されているのです。

防火貯水槽の蓋 もちろん、建設されたのは合併前の旧竜洋町時代。これが公園の名前に「防災」と付けられている理由。防火貯水槽の蓋に見られるのは「平成8年度」の文字。平成8年は西暦1996年。外壁が伊豆石で造られたトイレも、防災倉庫を兼ねています。

「防災フェア in 掛塚」 *今回、「目で見る掛塚の防災」と題してレポートさせていただいたのは、5月18日(土)19日(日)に開催する「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」主催の「いじゃまいかけつか・2024年春」のテーマを「防災」としたから。正月には能登半島地震が発生し、テレビの画面を通して被災現場の光景を目の当たりにしたことにより、南海トラフ巨大地震に対する備えの必要性がより身近な課題として考える機会としていただきたいと考えました。



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