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2024年02月14日

浜北の旧街道を歩く⑨―西美薗上の道標

西美薗上の道標 西美薗上の常夜燈のすぐ近く、駐車場奥のブロック塀に寄り掛かるようにして、コンクリート製の道標がありました。劣化が激しく、文字が読み取りづらかったのですが、「右請留□□□二俣」「左本沢合□□河原」「道」と刻まれていたみたい。「請留」とは、現在の浜北大橋の西、かつての笠井街道との合流点を指す地名とのこと。

 ブロック塀に張り付けられた「遠州山辺の道の会」の表示板によれば、この道標が建てられたのは昭和11年(1936)とのこと。標柱の右側に「左側通行」の文字が見られるのは、道路拡張工事が完成した頃に建てられたのかも知れません。

 カーナビもグーグルマップもなかった時代、旅人たちにとって道標はなくてはならない道案内。ありがたい情報提供だったのです。



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