› 自然と歴史の中を歩く! › ウォーキング・ぶらり旅・町歩き › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 浜北の旧街道を歩く⑤―道本(どうほん)の常夜燈

2024年02月10日

浜北の旧街道を歩く⑤―道本(どうほん)の常夜燈

道本の秋葉山常夜燈 浜名区道本(どうほん)にある子安堂のそばには、「昭和三十四年 御成婚記念」の文字が刻まれた秋葉山常夜燈が建てられていました。旧浜北区エリアには、龍燈とも呼ばれる鞘堂や石燈籠も含め、秋葉山常夜燈がたくさん残されています。

 秋葉山常夜燈は街灯ではありません。これだけたくさんの秋葉山常夜燈が残されているのには、もちろん「區内安全」の願いを込めて建てられたのはもちろんですが、かつては当番を決めて毎晩燈籠に火を灯し、地域の火災を見守る風習があったから。もしも出火を見つかれば、当番が辺りに触れ歩き、早期の消火につなげたのです。

 秋葉山に参拝して、お札を掲げているだけでは、火事を防ぐことなどできません。火を扱うことには十分な注意を払い、万が一の時には地域を挙げて一刻も早い鎮火。秋葉山のお札は、私たちの防火への気持ちを保ち続ける必要を思い出させるための注意喚起看板に過ぎないのです。



同じカテゴリー(ウォーキング・ぶらり旅・町歩き)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
浜北の旧街道を歩く⑤―道本(どうほん)の常夜燈
    コメント(0)