› 自然と歴史の中を歩く! › ウォーキング・ぶらり旅・町歩き › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 浜北の旧街道を歩く⑬―西美薗中の道標

2024年02月18日

浜北の旧街道を歩く⑬―西美薗中の道標

 龍燈が建てられている西美薗中の交差点には、コンクリート製の道標がありました。刻まれていた文字は・・・

  向    向
 左 右  左 右
 道 髙  北 請
 本 畑  浜 留
 下    役 中
 小    場 瀬
 林    沼
  道    道


西美薗中の道標 一部、風化して読みにくくなってはいましたが、「浜北の旧街道を歩く⑨」で紹介した西美薗上の道標と同じようなコンクリート製。「遠州山辺の道の会」の表示板によれば、この道標が建てられたのは西美薗上の道標より6年前、昭和5年(1930)とのこと。

西美薗中の道標 「一週間の日程で昭和天皇が静岡県下を行幸された。これを記念して、万斛(まんごく)から横須賀の辻(七叉路)を経て本澤合で笠井街道に合流する秋葉街道沿いに西美薗青年会が道標を建立した。遠州山辺の会」

 昭和天皇が静岡県巡幸を行ったのは昭和5(1930)年5月28日から6月3日とされています。比較的新しいと思われがちなコンクリート製の道標ですが、すでに94年前。まさに「昭和は遠くなりにけり」です。



同じカテゴリー(ウォーキング・ぶらり旅・町歩き)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
浜北の旧街道を歩く⑬―西美薗中の道標
    コメント(0)