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2024年02月13日

浜北の旧街道を歩く⑧―西美薗上の常夜燈

西美薗上の常夜燈 ここで県道296号を東に折れて進むと、次に出会ったのは西美薗上の常夜燈。遠州地方で見かけることが多い石製の宮前型ですが、驚いたのは基礎部の石積みの高さ。石積みには天竜川の青石(緑色片岩)が使われています。建てられたのは「昭和七年四月建之」ですから、まだ100年経ってはいません。

格狭間の「龍」 火袋の下の中台部分の格狭間には、何と「龍」が刻まれています。秋葉山常夜燈に「龍」が多いのは、龍神が水を司る水神でもあり、いざ火災が発生した時には、口から水を噴き出し、消してくれるとされていたから。

 もちろん、そんなことを信じている人はいないと思いますが、「辰年」に「龍」と出会えたことは幸運だったのかも知れません。



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