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2023年03月01日

森町「歴史の散歩道」を歩く⑳―庚申堂

天宮(大上)の庚申堂 天宮(大上)の近くの1段高い所にあるお堂を覗いてみると、中に祀られていたのは庚申(こうしん)仏、青面金剛の石像でした。

青面金剛の石像 庚申信仰は、60日に一度巡って来る庚申の日に眠ってしまうと、三尸が人間の体から抜け出し天帝にその宿主の罪悪を告げて寿命を縮めるとされ、その日は庚申講の仲間たちが集まって一夜を過ごすという風習。そして、庚申の夜は「申(さる)の日」から始まり、翌日は「酉(とり)の日」になりますので、庚申仏には「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿と鶏とが刻まれていることが多いのですが、この庚申仏の台座には、2匹の猿だけ。

2匹の猿 向かって左は「聞かざる」で、右は「見ざる」と「言わざる」を兼ねているのかも?





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