2018年01月17日
沢井天伯を訪ねる⑪―庚申塔
「澤井天白」を訪ねる目的で訪れた沢井でしたが、天白神社だけにとどまらず、薬師堂、天照皇大神宮、金毘羅神社、不動尊、宗吾大明神、聖観音、如意輪観音、諏訪神社、西国三十三観音、馬頭観音、稲荷神社、津島神社と神道や神仏習合の神や仏と出会い、それらを祀る神社やお堂などを訪れて来ました。
しかし、今回の出会いは、これだけでは終わりません。旧城西小学校野田分校跡下の舗装道路のさらに1段下にある数基の石塔。その中の2基は庚申塔でした。
一番左の石にはすっかり風化していましたので刻まれた文字は読み取りにくいのですが、「庚申」の文字とその下に刻まれている鶏のような形が見られます。
一番右の石には明らかに庚申信仰の本尊である青面金剛の造形が見て取れ、一面六臂の童子はショケラの髪をわしづかみにして吊り下げています。台座には「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿が、童子の足元には今年(2017)の干支である「酉」、雄鶏、雌鶏が刻まれていました。
庚申仏が高い所から見下ろしていたのは、沢井、大沼、中野田の集落。そして、目の前には掛塚の旧廻船問屋・津倉家の持ち山が連なって見えています。
しかし、今回の出会いは、これだけでは終わりません。旧城西小学校野田分校跡下の舗装道路のさらに1段下にある数基の石塔。その中の2基は庚申塔でした。
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一番左の石にはすっかり風化していましたので刻まれた文字は読み取りにくいのですが、「庚申」の文字とその下に刻まれている鶏のような形が見られます。
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庚申仏が高い所から見下ろしていたのは、沢井、大沼、中野田の集落。そして、目の前には掛塚の旧廻船問屋・津倉家の持ち山が連なって見えています。