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2020年01月09日

東海道・宇津ノ谷峠を歩く⑩―諏訪神社と庚申塔

諏訪神社 「大正のトンネル」を抜けて県道208号藤枝静岡線を歩いて行くと、宇津ノ谷集落の少し高い場所に諏訪神社が祀られていました。

 宇津ノ谷は静岡市。静岡市は長野県と接していますので諏訪信仰が盛んであっても不思議ではないのですが、県内の諏訪神社の数を調べてみると天竜川流域ほどには多くはありません。

諏訪神社 そこで考えられるのは、山梨県とのつながり。近くには庚申塔も並んでいましたので、これらも庚申信仰が盛んな山梨県との関係を彷彿させます。

庚申塔 そこに登場するのが甲斐の国の武田信玄。諏訪神社からは、永禄11年(1568)、武田信玄による駿河国今川領への侵攻が思い出されます。静岡市清水区には山梨県の飛び地(県有地)があるのは有名な話です。

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