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2017年08月02日

磐田市川袋の秋葉山常夜燈③―小栗岩十の彫り物

見返り獅子の木鼻 野崎の秋葉山常夜燈は石川正作の手による建造ですが、欄間などの彫刻は小栗岩十の手によるものとのこと。小栗岩十とは、明治14年(1881)に鈴木勇次郎が棟梁となって造られた貴船神社の御神体を乗せる神輿の彫刻も担当した掛塚本町の大工です。

貴船神社の神輿 掛塚の宮大工たちに大きな影響を与えた諏訪立川流の特徴と思われるのが、四隅の木鼻の獅子のうち、正面両端を飾る見返り獅子。向かって右が口を開いた阿形、左が吽形。首を曲げ、正面を向くように体を捻っている見返り獅子は、立川流が好んだ特徴的な意匠です。




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