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2020年10月12日

袋井市の万葉歌碑を訪ねる②―浅羽図書館

浅羽図書館の万葉歌碑 浅羽図書館にある万葉歌碑も、梅山八幡神社のものと同じように根府川石。ここでも、刻まれている歌を書いたのは犬養孝。刻まれている歌は「紅之 浅葉乃 野良尓 苅草乃 束之間毛 吾忘渚菜」の万葉仮名。「くれなゐの 浅葉の野らに 刈る草の 束の間も 吾を忘らすな」(巻第11‐2763)の歌に詠まれた「浅葉乃」も、旧磐田郡浅羽町(現・袋井市)とする説に基づくものです。

 歌の意味については「浅羽の町の野良で草を刈る、その束の間も、わたしのことを忘れないで・・・」。この歌碑の建立は「平成四年三月」。

十月桜 かつての周智郡浅羽町が袋井市と合併したのは平成17年(2005)4月1日。梅山八幡神社の歌碑は「浅羽町 浅羽町教育委員会 浅羽町文化協会」でしたが、こちらは「浅羽町 浅羽町文化協会」。

 「浅羽」の名が残された浅羽図書館には十月桜が花を咲かせていました。

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