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2020年09月15日

磐田市の万葉歌碑を訪ねる③―御殿遺跡公園

「御殿遺跡公園」の解説看板 次に訪れたのは、JR磐田駅南の「御殿遺跡公園」。ここは、徳川家康が鷹狩りなどの際に利用した中泉御殿があった場所。解説看板によれば・・・

<御殿遺跡公園>

  御殿・二之宮遺跡のあらまし

 御殿・二之宮遺跡は、御殿から二之宮地内にかけて広がる、弥生時代から中世・近世にかけて営まれた遺跡です。奈良時代には遠江国府が置かれ、国の行政・警察。軍事などの仕事を行っていました。遺跡からは木簡や国府の儀式で使われた墨書土器、人面土器などが出土しています。
 多くの調査を行っていますが、中でも平成4・5年度に発掘調査した結果、この場所から奈良時代の大規模な建物跡が見つかりました。配置や規模から役所の建物の一部と推定されます。国分尼寺と国分僧寺の中心線を真南んい延長した場所にあたることから、古代の都市計画に基づいた建物が配置されたと考えられます。
 ここに擬木で示したものは、建物の柱の跡になります。現在道路部分のものを含めて、大型の建物が規則正しく配置されています。
 また、この付近には江戸時代に中泉陣屋や、徳川家康が鷹狩りなどの際に利用した中泉御殿がありました。発掘調査で御殿の門や塀、濠の跡が見つかっています。

「御殿遺跡公園」     平成28年8月 磐田市教育委員会文化財課


 「御殿遺跡公園」の標柱の上には、石で造られた徳川家康の像が東を向いて腰かけています。視線の先は、江戸の方角でしょうか?



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