2020年10月02日
浜松市の万葉歌碑を訪ねる①―三方原小学校
「浜松市の万葉歌碑を訪ねる」と題してみましたが、ここで言う「浜松市」は旧浜松市のことのつもり。浜松を代表する万葉歌と言えば「引馬野に 匂ふ榛原 入り乱れ 衣にほは勢 旅の志るしに」(巻1-57)。三方原小学校にその歌碑が建てられています。
「長忌寸意吉麿(ながのいみきおきまろ)の歌(七〇二年 万葉集 巻一)」とあるように、この歌が詠まれたのは大宝2年(702)。浜松市には「曳馬」の地名が残り、これが「引馬野」が浜松市と比定する根拠とされていますが、愛知県の豊川市と知立市も候補地に名乗りを挙げていますので、断定はしづらいところです。
「長忌寸意吉麿(ながのいみきおきまろ)の歌(七〇二年 万葉集 巻一)」とあるように、この歌が詠まれたのは大宝2年(702)。浜松市には「曳馬」の地名が残り、これが「引馬野」が浜松市と比定する根拠とされていますが、愛知県の豊川市と知立市も候補地に名乗りを挙げていますので、断定はしづらいところです。