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2020年09月30日

三ヶ日町の万葉歌碑を訪ねる①―三ヶ日中学校

三ヶ日中学校の万葉歌碑 磐田、細江町、浜北と追いかけて紹介して来た万葉歌碑ですが、旧浜松市の前に久しぶりに訪ねた三ヶ日の万葉歌碑を紹介することにします。

 先ずは、浜松市立三ヶ日中学校。職員室に顔を出したら「工事しているから、片付けられちゃっているかも」と言われましたが、許可をいただいて中庭を訪れると、2首の万葉歌が刻まれた碑がありました!

三ヶ日中学校 向かって右側に刻まれている歌は、「万葉集 巻第二十 防人丈部川相の歌 遠江(とへたほみ) 白羽(しるは)の磯と 贄(にへ)の浦と あひてしあらば 言も通(かゆ)わむ」。この歌は、白羽(志留波)に比定される候補地に三ヶ日町白羽も名乗りを挙げていることを示しています。

 そして、左側には「万葉集 巻第十四 東歌 花散(ぢ)らふこの向(むか)つ峰(をの 乎那(をな)の峰(を)の 洲(ひじ)につくまで 君が齢(よ)もかも」。たまたま行き会った三中生が、この歌碑のことを知らなかったみたいなのが残念でした。

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