2020年09月11日
「菊の節句」に菊川市を訪ねる②―イギリス積み
9月9日は水曜日―見学できるのは日曜日だけでしたので、「菊川赤れんが倉庫」の中に入ることはできませんでした。
倉庫が建設されたのは明治33年(1900)。当時の日本では、赤レンガ建築が盛んに行われ、多分、寄棟の屋根は木材を使った日本伝統の和小屋組みで支えられていると思われます。
レンガの積み方は、明治20年頃まではフランス積み(フランドル積み)が見られたのですが、それ以降は長手だけの段、小口だけの段と一段ごとに積むイギリス積みが主流。「菊川赤れんが倉庫」もイギリス積みです。
イギリス積みは長手の段と小口の段を1段ごとに設けていますので、長手の段は建物の横に回れば小口の段に。もちろんですが、小口の段は長手の段へと変わりますので、確認してみてください。
倉庫が建設されたのは明治33年(1900)。当時の日本では、赤レンガ建築が盛んに行われ、多分、寄棟の屋根は木材を使った日本伝統の和小屋組みで支えられていると思われます。
レンガの積み方は、明治20年頃まではフランス積み(フランドル積み)が見られたのですが、それ以降は長手だけの段、小口だけの段と一段ごとに積むイギリス積みが主流。「菊川赤れんが倉庫」もイギリス積みです。
イギリス積みは長手の段と小口の段を1段ごとに設けていますので、長手の段は建物の横に回れば小口の段に。もちろんですが、小口の段は長手の段へと変わりますので、確認してみてください。