2017年06月03日
長浜・敦賀を訪ねる⑩―敦賀赤レンガ倉庫
家族旅行の宿泊地は福井県の敦賀市。長浜「黒壁スクエア」を離れ、次の立ち寄り地「敦賀赤レンガ倉庫」へと向かいました。
日本海に面した敦賀港は、江戸時代には琉球王国向けの北海道のニシンや昆布などを運ぶ北前船が出入りする港として、明治から昭和初期にかけてロシアを経由して遠くヨーロッパへと繋がる国際港として繁栄した歴史があります。
「赤レンガ倉庫」はそんな時代の象徴。外国人技師の設計によって明治38年(1905)に「紐育スタンダード石油會社」の石油貯蔵用の倉庫として建設され、途中、軍の備品倉庫や昆布貯蔵庫としても使用されて来ました。
2棟の倉庫はともに国の登録有形文化財。レンガの積み方は長手だけの段、小口だけの段と一段おきに積むイギリス積みです。
倉庫を取り囲む煉瓦塀も登録有形文化財。近代敦賀港の面影を残す貴重な産業遺産です。
日本海に面した敦賀港は、江戸時代には琉球王国向けの北海道のニシンや昆布などを運ぶ北前船が出入りする港として、明治から昭和初期にかけてロシアを経由して遠くヨーロッパへと繋がる国際港として繁栄した歴史があります。
「赤レンガ倉庫」はそんな時代の象徴。外国人技師の設計によって明治38年(1905)に「紐育スタンダード石油會社」の石油貯蔵用の倉庫として建設され、途中、軍の備品倉庫や昆布貯蔵庫としても使用されて来ました。
2棟の倉庫はともに国の登録有形文化財。レンガの積み方は長手だけの段、小口だけの段と一段おきに積むイギリス積みです。
倉庫を取り囲む煉瓦塀も登録有形文化財。近代敦賀港の面影を残す貴重な産業遺産です。