2020年02月14日
菊川・黒田家代官屋敷を訪ねる③―「梅まつり」と「焼きびな」展
江戸時代の花見は「梅に始まり菊に終わる」と言われていました。黒田家住宅の庭には約180本の梅が植えられているとのこと。種類によって、花の時季には多少の違いがありますが、2020年の「梅まつり」は3月1日(日)まで。この期間、普段は入れない梅園は無料開放されています。
梅見と桜の花見と違いは、遠目に花を見上げるのではなく、木の間を歩き、香りを楽しむことに尽きます。
また、雛まつりは過ぎましたが、黒田家住宅の「焼きびな」展も3月1日(日)まで開かれています。小笠の焼き雛は三河から伝えられたもので、北遠で見かけるものと形がよく似ています。素焼きの人形に彩色して仕上げるなつかしさを感じさせる素朴な雛人形の製作は、現在も4代目の高木宏さんにより引き継がれているとのことで、男の子のために作られた天神雛も展示されています。
梅見と桜の花見と違いは、遠目に花を見上げるのではなく、木の間を歩き、香りを楽しむことに尽きます。
また、雛まつりは過ぎましたが、黒田家住宅の「焼きびな」展も3月1日(日)まで開かれています。小笠の焼き雛は三河から伝えられたもので、北遠で見かけるものと形がよく似ています。素焼きの人形に彩色して仕上げるなつかしさを感じさせる素朴な雛人形の製作は、現在も4代目の高木宏さんにより引き継がれているとのことで、男の子のために作られた天神雛も展示されています。
格式高い黒田家で開かれている「焼きびな」展は、梅園を散策しながら、外から眺めることができます。ぜひ、お出かけください!