2018年07月03日
掛川から島田へ、立川流の俤を訪ねて⑯―酒樽のお堂と三つ葉葵紋
應聲教院(おうしょうきょういん)本堂前にある酒樽のお堂の中には、酒好きだった父の供養のために建てられたという「のんべい地蔵」が納められています。
ぐい飲みを手にした地蔵の背後の壁は、世の酒好きによって奉納された酒徳利や徳利瓢箪で埋め尽くされていました。
本堂のあちらこちらに見られるのは、徳川家の家紋の三つ葉葵紋。應聲教院に限らず浄土宗の寺は三つ葉葵紋を使うことを許されていましたが、これは江戸に幕府を開いた家康が、芝の増上寺を菩提寺とし、その増上寺の宗派が浄土宗だったことからとのこと。
ぐい飲みを手にした地蔵の背後の壁は、世の酒好きによって奉納された酒徳利や徳利瓢箪で埋め尽くされていました。
本堂のあちらこちらに見られるのは、徳川家の家紋の三つ葉葵紋。應聲教院に限らず浄土宗の寺は三つ葉葵紋を使うことを許されていましたが、これは江戸に幕府を開いた家康が、芝の増上寺を菩提寺とし、その増上寺の宗派が浄土宗だったことからとのこと。