2021年08月14日

秋の気配の富幕山④―ヒオウギ

 「檜扇(ヒオウギ)」と涼しそうな名がつけられてはいても、濃いオレンジ色の花を見ると、感じるのは真夏の暑さ。「火扇か?」とも思ってしまいます。

ヒオウギ
ヒオウギ

 しかし、今回気づいたのは、ヒオウギの花のオレンジ色には、濃いものと淡いものとがあるということ。これくらいなら個性の範囲なんでしょうけど、ダイミョウセセリがやって来ていたのは、やや淡い色のヒオウギでした。

ヒオウギの花にやって来たダイミョウセセリ こんな火傷しそうな花は、もしかしたら熱帯地方からやって来た外来種?と思われるかも知れませんが「万葉集」では「黒・夜・髪・夢」などの枕詞として、ヒオウギの黒い実を意味する「ぬばたまの」が使われていますので、在来種と考えてよいと思います。




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