2024年05月21日
新緑の北遠を♪グルリ⑮―ニリンソウ
春野町の秋葉山の麓のニリンソウの花はもう終わっていましたが、山住峠では白い2輪の花を咲かせ、私を待っていてくれました。しかも、ちょうど陽射しを受けていましたので、２輪の花が輝くように開き、いかにも「二輪草（ニリンソウ）」らしい写真を撮ることができました。
ここは、標高1068メートルの山住峠の近く。それだけ気温も低く、季節の進み方が遅いのです。辺りは、まだ初夏と言うよりも晩春の気温。微妙な温度変化を感じ、花を咲かせるタイミングを計る植物が不思議ではなく、実は生物が持つ本来の自然。カレンダーで季節を知る私たち人間って、もう自然からは遠く離れてしまったのかも知れません。
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