› 自然と歴史の中を歩く! › ウォーキング・ぶらり旅・町歩き › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 秋葉街道「大野宿」を歩く④―龍の鏝絵

2023年01月04日

秋葉街道「大野宿」を歩く④―龍の鏝絵

龍の鏝絵 菅原神社社殿の向かって右側には、漆喰の鏝絵が掲げられています。描かれているのは龍。日本では昔から龍神が水を司る神として崇められていますので、この鏝絵は火災だけではなく、宇連川の氾濫、豪雨による土砂崩れを怖れる思いを示したものかも知れません。

龍の鏝絵 鏝絵をよく見てみると、文字も刻まれているようです。向かって右には「奉納」、そして左には「○○設楽郡大峠○○」「遠刕濱松大工町○十」。「遠刕濱松」は「遠州浜松」ですから、この鏝絵を奉納したのは浜松在住の人ということになります。

 これ以上の情報は得られませんでしたが、県は違っても、東三河と遠州とのつながりの深さを示すものと考えられます。





同じカテゴリー(ウォーキング・ぶらり旅・町歩き)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
秋葉街道「大野宿」を歩く④―龍の鏝絵
    コメント(0)