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2022年09月03日

入笠湿原を歩き、入笠山に登る⑳―クサレダマとオタカラコウ

クサレダマ 前回「クサボタンとクサフジ」で「草」と名付けられた植物を2種紹介させていただきましたが、サクラソウ科のクサレダマも頭に「草」と付けられた植物です。

 ついつい「腐れ玉」と勘違されることも多い花。しかし、本当は地中海原産でマメ科の「レダマ(連玉)」という低木に似ていて、草であるところ「草連玉(クサレダマ)」。名前でちょっと損をしていますね。

オタカラコウ その点、キク科のオタカラコウは名前で得をしています。しかし、オタカラコウの「オタカラ」は「御宝」ではなくて「雄宝」。葉の形が同じキク科のフキに似ているところから、ツワブキの別名「宝香」と付けられ、よく似た仲間の「雌宝香(メタカラコウ)」よりも少し花が大きいので「雄宝香(オタカラコウ)」とされたというのが、名付けの経緯です。




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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 03:32│Comments(0)ウォーキング・ぶらり旅・町歩き野の花・植物
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