2020年07月03日
水窪の常光寺山に登る②―キツリフネと山住家の石垣
布滝を眺めているのは私だけかと思っていたら、キツリフネの花もしっかりと滝の方を向いて咲いてしましたので、あれは布滝を見て、涼を感じていたに違いありません。
咲いていたツリフネソウの花は黄色でも、切通し峡の石には赤石チャートが雑じり、河内浦(こうちうれ)の山住家の石垣にも、赤石チャートが使われています。
赤石チャートが見られるのは中央構造線と光明断層とに挟まれた位置。実家の山があった根本山や大草山・舘山寺を経て、渥美半島へと続いています。赤石チャートは、放散虫(ラジオラリア)などのプランクトンの遺がいが堆積して固まってできた堆積岩の一種。
咲いていたツリフネソウの花は黄色でも、切通し峡の石には赤石チャートが雑じり、河内浦(こうちうれ)の山住家の石垣にも、赤石チャートが使われています。
赤石チャートが見られるのは中央構造線と光明断層とに挟まれた位置。実家の山があった根本山や大草山・舘山寺を経て、渥美半島へと続いています。赤石チャートは、放散虫(ラジオラリア)などのプランクトンの遺がいが堆積して固まってできた堆積岩の一種。
つまり、かつて海底であった地殻が盛り上がり、私たちの目に留まるようになったのです。