2018年09月18日
秋の気配の秋葉山⑦―「小豆坂」の赤石
95回目の秋葉山登拝に出かけたのは、激しく降り続いた雨が上がったばかりの日。表参道に水溜まりは残っていませんでしたが、大量な雨水が流れた痕跡が溝となって見られました。
そして、洗われた山道の路面に埋まっていた赤石チャートが顔を出していたのは「小豆坂」の辺り。石の表面にこびりついていた土が流れたため、赤石が本来の小豆色の輝きを取り戻し、ここが「小豆坂」であることを教えてくれます。
そして、洗われた山道の路面に埋まっていた赤石チャートが顔を出していたのは「小豆坂」の辺り。石の表面にこびりついていた土が流れたため、赤石が本来の小豆色の輝きを取り戻し、ここが「小豆坂」であることを教えてくれます。
チャートとは、石英で殻を作る放散虫(ラジオラリア)の死骸が深い海底に堆積したもの。 放散虫は浮遊性の単細胞動物プランクトンですが、その死骸が海底に溜まって堆積岩となり、地殻変動によって地表に持ち上げられ、今こうして、秋葉山表参道の途中に姿を現しているのです。
Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:32│Comments(0)
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