2019年04月03日

遠州のナギの木巡り③―阿蔵・玖延寺

ナギの木 浜松市天竜区の阿蔵山玖延寺(きゅうえんじ)は、曹洞宗のお寺。遠江四十九薬師の第30番札所でもあり、木造阿弥陀如来坐像は、市指定有形文化財です。

 そんな玖延寺の赤煉瓦倉庫の手前に、あのナギの木を見つけました。樹高はかなり高いのですが、太さはそれほどでもありません。

 ナギの木は「薙ぎ払う」に通じるところから、縁起の良い御神木として神社に植えられている例を見かけることが多いのですが、もちろん、お寺に植えられている例もあります。

 本地垂迹説によれば、熊野三山の1つ、熊野速玉大社の主神・熊野速玉大神の本地仏は薬師如来。熊野速玉神社には、国指定天然記念物でもある推定樹齢1000年と言われるナギの大樹「熊野速玉神社のナギ」があります。

 玖延寺のナギの木は、薬師如来の垂迹の姿、熊野速玉大神ゆかりの木なのでしょうか?


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