2019年03月31日
元城町東照宮を訪ねて④―ナギの木
そして、もう1つ気になったこと。それは「井上延陵君碑」の後ろにあったナギの木。各地のナギの木を見て回っている私ですが、元城町東照宮にもあるとは知りませんでした。
ナギの木は熊野速玉大社の御神木として知られるほか、「遠州の小江戸」掛塚では「凪ぎ」に通じることから海上安全祈願のために植えられ、旧竜洋町のシンボルツリーにもなっています。
ナギの木は熊野速玉大社の御神木として知られるほか、「遠州の小江戸」掛塚では「凪ぎ」に通じることから海上安全祈願のために植えられ、旧竜洋町のシンボルツリーにもなっています。
もしかしたら、元城町東照宮にナギの木を植えたのは、「井上延陵君碑」の文字を書いた長谷川貞雄だったのかも知れません。ちなみに、長谷川貞雄は貴族院議員であると同時に、船を使用する軍事組織である海軍の主計総監も務めていました。