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2018年10月19日

遠信国境・青崩峠を歩く㉑―古地図に描かれた「青崩峠」

「遠江小圖」 青崩峠は、遠州と信州の国境にある1082.5メートルの峠。諏訪⇔高遠⇔長谷⇔大鹿⇔遠山⇔青崩峠⇔遠江の道は、小さな集落から集落を経てつながり、古代から黒耀石(こくようせき)の道、交易の道として利用されて来ました。江戸時代中期以降には「秋葉道」としても賑わい、東西を結ぶ旧東海道や旧中山道に対し、南北を結ぶ重要な生活ルート。その中継点が水窪であり、多くの人や物が青崩峠を越えて行き交いました。

「遠江國全圖」 「嘉永五年(1852)」の古地図「遠江小圖」にも、「中泉官府ヨリ國境マテ十六里十八町」の「青崩山」を通る道が描かれています。もちろん、「明治六年(1873)」の「遠江國全圖」の中にも「青崩峠」として記され、「秋葉道=秋葉街道」が西浦(にしうれ)⇔池島⇔辰渡(たつんど=辰之戸)⇔和田を結んでいます。

 現在、自動車で県境を越える時には、「国盗り」の綱引きが行なわれる兵越峠を迂回するルートですが、かつては確かに青崩峠越えが主要道路だった歴史が、この古地図からも読み取れます。

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