2018年10月10日
遠信国境・青崩峠を歩く⑫―青く崩れた破砕帯
歩き始めて20分ほどで、かつての国境(くにざかい)、現在の県境に辿り着きました。
「青崩」の名は、みなさんもご存知の通り、中央構造線の青く見える断層破砕帯の意味。現在も続く崩落は長野県側で見られるのですが、峠地点も南北に延びる断層谷の中に位置しているのです。
現在の標高は1082.5メートルとされていますが、かつてはもっと高かったはず。今後も崩落が続けば、脆弱な峠の標高はもっと低くなる可能性があります。
「青崩」の名は、みなさんもご存知の通り、中央構造線の青く見える断層破砕帯の意味。現在も続く崩落は長野県側で見られるのですが、峠地点も南北に延びる断層谷の中に位置しているのです。
現在の標高は1082.5メートルとされていますが、かつてはもっと高かったはず。今後も崩落が続けば、脆弱な峠の標高はもっと低くなる可能性があります。
私が建てた「新・浜松の自然100選」の標柱も、やがては倒れてしまうかも知れません。おそらく、私自身がそれを見ることはないと思いますが、例えそうなったとしても、浜松の自然を語る上で、青崩峠は忘れてはいけない大切なジオサイト、ジオポイントであり続けます。
Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 05:30│Comments(0)
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