自然と歴史の中を歩く！

　最近、大きな話題になったのが、伊豆シャボテン動物公園で「キッコウチク　51年ぶり開花」のニュース。中でも話題となったのは、公園側がホテイチクとしていた竹が実はキッコウチクだったと判明したこと。

　秋葉山表参道にあるのは、ホテイチクです。

　ホテイチクはマダケの仲間ですから、そんなに太い竹ではありません。ただ、稈の根元近くの節の間隔が短かく詰まり、節の下辺りがふっくらと膨れています。そんな姿を布袋様のお腹に見立て、「布袋竹（ホテイチク）」と名付けられています。

　この日は独りで登った秋葉山。前にも後にも登山客の姿は見えません。ホテイチクの近くには、カケスの青い羽根が落ちていました。

　･･･と言うことで、

「後先に　歩く人なし　青い羽根」（北遠楽）

　の一句を詠みました。

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