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2017年05月08日

郷土の偉人・長谷川貞雄について振り返る⑧―白羽神社幟

神社祭典の幟旗
 もう1つ見せていただいたのは、「私も気になってね」と、長谷川家のご主人が撮影したというミニアルバム。神社祭典の時に立てられる幟旗が写っていました。

 「これは?」「幟の字を長谷川貞雄が書いたということらしい」。

「白羽神社御祭典」の幟 「川袋八雲神社大祭」「白羽神社大祭」「十郎島の大祭にも」と付箋が貼られていましたが、「十郎島のは、まだ撮影したないんだ」とのことで、写真に撮られていたのは、地元である川袋の「八雲神社大廣前」と「白羽神社御祭典」の幟。

 八雲神社の幟には「明治三十四年七月 村中安全 正四位長谷川貞雄謹書」、白羽神社の幟には「明治三十四年九月 氏子安全 正四位長谷川貞雄謹書」と書かれています。

「明治三十四年七月 村中安全 正四位長谷川貞雄謹書」 一昨年(2015)の秋、祭典前夜祭準備中の白羽神社を訪ねてみたのですが、鳥居前の幟旗は別人の字。少し離れた御旅所の幟旗が、確かに長谷川家で見せていただいた写真と同じものでしたので、風に翻った文字が読める瞬間を狙ってカシャ!カシャ!

 あれ?ずい分キレイだと思ったら、右下の□の中には「平成十七年再製」の文字が。どうやら、複製品のようでしたが、きっと本物はどこかに保管されているのでしょう。




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