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2021年09月09日

井伊谷の龍潭寺を訪ねる⑨―卍模様の透かし欄間

卍模様の透かし欄間 本尊前開口より秘仏とされている本尊を拝むことはできません。それより、私が気になったのは長押の上。雲をデザインした欄間の上に、大きな透かし欄間があります。

 これは、卍模様をアレンジした透かし彫り。組子ではありませんので、かなり手の込んだ難しい細工と見受けました。

本堂 鴨居上に設けられる欄間は煙抜き欄間と言われ、電灯などなく、ロウソクや菜種油の明かりで夜を過ごす時代には、天井に立ち込める煙を抜くための欄間は必須。ましてや、線香を焚くお寺では、欠くことができない換気窓です。




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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 04:35│Comments(0)歴史・産業遺産・寺社・文化財
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