2021年01月07日
令和3年(2021)の干支「牛」を探して⑭―小國神社の牛のオブジェ

森町一宮の小国神社に、2021年の干支(えと)である丑(うし)をかたどったモニュメントがお目見えした。地元の暖房設備業鈴木格子さん(73)の作品で、かわいらしい牛の親子が初詣客を出迎えている。
構想から1年がかりで製作した鉄製の置物。本業で余った廃材を活用した。見た目のかわいさにこだわり、色合いや顔の大きさを工夫したという。拝殿前に展示されていて、多くの参拝客が触ったり、写真を撮影したりしている。
仕事の合間を縫って廃材を使った鉄製工芸品作りに取り組む鈴木さん。打田文博宮司からの依頼をきっかけに始めた干支の置物の奉納は、今年で1回りを迎えた。鈴木さんは「参拝客に喜んでもらえるのが励み。コロナは『モー』収束して笑顔で過ごせる1年になってほしい」と話した。モニュメントは2月上旬まで展示する予定。(1月5日付「静岡新聞」より)