2018年06月25日
掛川から島田へ、立川流の俤を訪ねて⑧―欄間の十二支
これぞ、諏訪立川流!でも、欄間には、磐田市見付の淡海國玉神社で見た干支の彫刻があります。國玉神社が建てられたのは文久年間(1861―64)ですから、手本にされたのは嘉永3年(1850)に建てられた普門寺弁財天堂。
正面中央には「巳=蛇」がいるのは、蛇は弁才天の使いと考えられたから。左右には、「午」と「辰」が並び、1面に3体ずつ4面で12体。つまり、堂宇をぐるりと回れば、十二支とお目に懸れるように配置されています。
正面中央には「巳=蛇」がいるのは、蛇は弁才天の使いと考えられたから。左右には、「午」と「辰」が並び、1面に3体ずつ4面で12体。つまり、堂宇をぐるりと回れば、十二支とお目に懸れるように配置されています。
そして、今年(平成30年)の干支「戌」も、来年(平成31年?)の干支「亥」も、もちろんあります。未年の年賀状には、弁天堂の「亥」の写真を使ってみませんか?