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2023年08月17日

三河の小京都、西尾城下町を歩く⑦―出桁の軒と袖壁

出桁の軒と袖壁 さて、そろそろ町歩きに出発しましょう!古い町屋や店を眺めながら、「三河の小京都」を感じることができれば嬉しいです。先ず出会ったのは、千本格子が目立つ切妻屋根の大きな家。見上げれば出桁(だしげた)の軒です。

 出桁造の軒は、掛塚でも多く見かける構造。突き出した腕木の上に桁を乗せ、その上に屋根の上から斜めに下した垂木を前に張り出し、軒下を広くした建築工法です。そんな軒を左右両側から挟むように建てられた黒漆喰の壁は、防火の役割でもある袖壁。

出桁の軒
出桁の軒

「本甼」 ここがどこか正確には分かりませんでしたが、足元を見ると象形文字のような字体で「本甼」。西尾市本町だったようです。




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