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2017年10月11日

「小江戸」川越をブラリ⑩―出桁造りと千本格子

出桁造りと千本格子 黒漆喰の蔵造りが目立つ川越ですが、木造の町屋の軒には出桁造り、2階の窓には千本格子が「小江戸」の風情を漂わせています。

 出桁造りと千本格子―この雰囲気は、「遠州の小江戸」掛塚の旧津倉家住宅とよく似ています。

 出桁造りとは、梁または腕木を側柱筋より外に出して、その先端に桁を乗せ軒を前面に張り出した構造。掛塚でもよく見かける町屋造りです。

出桁造りと千本格子 2階の窓には千本格子が見られます。格子の横桟(貫)は縦桟の穴を通して組まれている組子格子も、掛塚と同じ。「小江戸」とは、舟運により江戸との関りが多く、江戸の文化や風情が伝えられた街。

 町の規模は比べものにはなりませんが、「遠州の小江戸」掛塚の魅力を川越を歩いてみることにより再認識させられた思いです。

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