2023年08月22日
三河の小京都、西尾城下町を歩く⑫―看板建築
一見、洋風の鉄筋コンクリートビルのような外観。実は、日本建築の正面を、看板を兼ねた外壁で覆っただけの建物を「看板建築」と呼び、昭和初期の商店街などでよく見られた風景。今やレトロとしか他に言いようのない雰囲気の建物が、西尾市にはたくさん残っています。
看板部分の壁はコンクリート製だったり、トタン製だったり。通りを歩く人が下から見上げればビルディングのように見えるかも知れませんが、ちょっと横から覗き込めば、瓦葺きの三角形の屋根が見られます。
看板建築に店が広い通りを挟んで並べば、「三河の小京都」ではなくて「三河の小江戸」。オシャレをして通りを歩けば、そこはまるで東京の銀座商店街みたいな雰囲気だったのでしょう。
看板部分の壁はコンクリート製だったり、トタン製だったり。通りを歩く人が下から見上げればビルディングのように見えるかも知れませんが、ちょっと横から覗き込めば、瓦葺きの三角形の屋根が見られます。
看板建築に店が広い通りを挟んで並べば、「三河の小京都」ではなくて「三河の小江戸」。オシャレをして通りを歩けば、そこはまるで東京の銀座商店街みたいな雰囲気だったのでしょう。