2019年02月21日
佐久間・大滝を歩く①―茶園風景
佐久間町大井の大滝は、標高250~350メートルの高所集落。大滝を歩いたのは、3年前(2016)の1月。急傾斜の斜面には茶園が広がり、いかにも北遠らしい風景でした。
茶畝は等高線に平行と直角の2方向。傾斜が比較的緩やかな斜面では直角に、急斜面では平行に植栽されているようです。
しかも、大滝の茶園は天竜川右岸。つまり、西側斜面に位置していますから、午前中は日が当たらず、春先には川霧が晴れません。そのため、柔らかく、香りの高い良質なお茶の生産地。
茶畝は等高線に平行と直角の2方向。傾斜が比較的緩やかな斜面では直角に、急斜面では平行に植栽されているようです。
しかも、大滝の茶園は天竜川右岸。つまり、西側斜面に位置していますから、午前中は日が当たらず、春先には川霧が晴れません。そのため、柔らかく、香りの高い良質なお茶の生産地。
茶園の段を造るのは、割れやすい緑色片岩の石垣。畝間にはススキの束が敷かれ、根元保温の冬支度。小屋の外側には、ススキを刈る時に使われたと思われる鎌がこんなにたくさん。金原明善が考案したという伝統の造林鎌、「金原鎌」のような形です。