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2017年04月16日

北遠の茶園風景④―柴と沢丸の茶園

柴の茶園 柴の標高は600メートル前後。高所集落の緩やかな南向きの斜面には、美しい茶園が広がっています。

 管理されていれば美しい北遠の茶園ですが、後継者不足から放置され、今では見るべくもなく荒れてしまっている茶園も見かけるようになりました。その点、柴の茶園は管理が行き届いています。

柴の茶園 茶産地に住む私たちにとって茶園は見慣れた風景かも知れませんが、これからも長く守りたい美しい日本の農村風景です。

沢丸の茶園 数戸の家がある沢丸(ざわまる)集落も南向きの斜面。そこには、柴で見たのと同じような茶園風景が広がっています。

沢丸の茶園 この決して広くはない傾斜地での茶栽培が、北遠の美味しいお茶の秘密。茶の木の生長には、土壌の通気性や保水性も求められますが、最大のポイントは排水性。排水の点で、傾斜した地形が有利になります。

 しかも、斜面の下を天竜川の支流、横山川が流れていますので、川霧が立ちやすく、その霧が陽射しを遮り、柔らかい茶葉を育てます。これが、北遠の茶が美味しい理由。私は、北遠の茶園風景が大好きです。



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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 18:31│Comments(0)出かけよう!北遠へ
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