2019年02月25日
佐久間・大滝を歩く⑤―碍子が転がる山道
大滝の山道に転がる白いものは石英だけではありません。あちらこちらに散らばる白い碍子。碍子ですから電線が引かれていたことは分かりますが、こんな山道になぜ?
大滝の半血沢には久根鉱山の自家用発電所があったことは「かつて久根鉱山の自家用発電所があった半血沢」で書いた通り。碍子の1つには、日本碍子のマークと「1949」の数字が浮かんでいますので、碍子が製造されたのは1949年(昭和24)です。
当時、半血沢の水力を使って発電した電気を、大滝の秋葉道に沿って久根に引き込み、照明やモーター、電動掘削機などに使用したのだと思います。
恐ろしい半血沢の地名は、合戦により死傷した侍たちの血が流れて沢の水を赤く染めたため、とされていますが、おそらくは酸化した鉱石の成分を含む赤い水が流れたため。
大滝の半血沢には久根鉱山の自家用発電所があったことは「かつて久根鉱山の自家用発電所があった半血沢」で書いた通り。碍子の1つには、日本碍子のマークと「1949」の数字が浮かんでいますので、碍子が製造されたのは1949年(昭和24)です。
当時、半血沢の水力を使って発電した電気を、大滝の秋葉道に沿って久根に引き込み、照明やモーター、電動掘削機などに使用したのだと思います。
恐ろしい半血沢の地名は、合戦により死傷した侍たちの血が流れて沢の水を赤く染めたため、とされていますが、おそらくは酸化した鉱石の成分を含む赤い水が流れたため。
・・・だと思います。