2017年04月15日
北遠の茶園風景③―瀬尻の段々茶園
「静岡県棚田等十選」や「新・浜松の自然100選」に指定されている石積みの茶園。茶園の上から見下ろした風景を、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。
最大斜度65度の茶園で摘み取った茶葉は、索(さく)と呼ばれるケーブルを使って降ろされますが、その動力は水車です。
茶園の留守を預かっている人の許可をいただき、下から見上げるだけだった茶園に登ることができました。
登ってみてびっくりしたのは、下から見上げて見えているのは、茶園全体の半分以下だったということ。その上の茶園の傾斜はなだらかですが、1段1段の面積が広い分、茶畝はたくさんあります。
石積みの石は、すべてこの山で調達し、上段には30年、下段には10年の歳月が費やされたとのこと。かつて食糧難の時代には、換金作物の茶ではなく、麦や稗、芋類などを栽培していたそうです。
見下ろす天竜川の川面は、ずいぶんと遠く、石積みギリギリの茶を川を背にして摘むのには、かなりの勇気が必要。でも、「いや、慣れだよ」とのことでした。
最大斜度65度の茶園で摘み取った茶葉は、索(さく)と呼ばれるケーブルを使って降ろされますが、その動力は水車です。
茶園の留守を預かっている人の許可をいただき、下から見上げるだけだった茶園に登ることができました。
登ってみてびっくりしたのは、下から見上げて見えているのは、茶園全体の半分以下だったということ。その上の茶園の傾斜はなだらかですが、1段1段の面積が広い分、茶畝はたくさんあります。
石積みの石は、すべてこの山で調達し、上段には30年、下段には10年の歳月が費やされたとのこと。かつて食糧難の時代には、換金作物の茶ではなく、麦や稗、芋類などを栽培していたそうです。
見下ろす天竜川の川面は、ずいぶんと遠く、石積みギリギリの茶を川を背にして摘むのには、かなりの勇気が必要。でも、「いや、慣れだよ」とのことでした。
Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:27│Comments(0)
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