2019年02月24日
佐久間・大滝を歩く④―石英が転がる山道
木立の下の秋葉道。馬乗り馬頭観音前を過ぎてさらに北へ。辺りに散らばる白い石が気になりました。白い石は、昨年5月末、「平和口から仙戸まで歩く」で歩いた山道でもたくさん見かけた石英だと思いますが、黒っぽく見えるのは何でしょうか?
近くに落ちていた小さな石片を1つ持ち帰り、光にかざすと金属のようにキラキラと輝いて見えます。念のため磁石を近づけてはみましたが、反応なし。となると、鉄分を含む黄鉄鉱や磁鉄鉱ではなさそう。黒っぽく見える部分は黄銅鉱と判断しました。
大滝の近くには、久根やその支山である名合、峰之沢やその支山である鮎釣など、採掘された銅鉱山がたくさんあります。小さな鉱山はこの他にもあり、また採掘はされなくても、同じ岩脈が辺りの山を形作っているはずです。
近くに落ちていた小さな石片を1つ持ち帰り、光にかざすと金属のようにキラキラと輝いて見えます。念のため磁石を近づけてはみましたが、反応なし。となると、鉄分を含む黄鉄鉱や磁鉄鉱ではなさそう。黒っぽく見える部分は黄銅鉱と判断しました。
大滝の近くには、久根やその支山である名合、峰之沢やその支山である鮎釣など、採掘された銅鉱山がたくさんあります。小さな鉱山はこの他にもあり、また採掘はされなくても、同じ岩脈が辺りの山を形作っているはずです。
従って、大滝の山に黄銅鉱が転がっていたとしても、不思議でもなんでもありません。林床には巨大な岩石が露出し、表土は薄く覆っているだけのようです。