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2018年05月27日

5月19日「新緑の佐久間ダム探訪」⑧―トンネルを抜けた先には・・・

第一トンネルを抜ける参加者たち 最後のトンネルは第一トンネル。しかし、おそらく建設順を考えれば、下から上へと掘られたと思われますので、最後に完成したのがこのトンネルだったのではないでしょうか?

 私は列の後ろ側を歩いていましたが、いざ、トンネルを抜ける時が近づくと、先頭を行く人たちの歩くスピードが速くなったのが見えました。薄暗いトンネルを抜けた喜びと、ゴール地点である巨大な佐久間ダムの姿を確認できたことが、4.2キロの坂道を歩き切った疲れを忘れさせてくれたのだと思います。

佐久間ダム到着 新緑の佐久間ダムに着いたからといって、ここでこのまま帰すわけにはいきません。先ずは、天端道路を歩いての県境越えを体験していただきます。何せ、佐久間ダムの半分から先は、「新緑の佐久間ダム探訪」参加者が住む愛知県なのですから。

 その次にはダムから下流方向を覗き込み、その高さを実感していただきした。「放流はいつするのですか?」との質問がありましたが、通常、ダム湖に貯まった水は、導水管を通して発電所に送ることで流れています。

天端道路を歩く 上流部で大雨が降り川が増水した場合には、それを堰き止め、洪水被害を防ぐのもダムの役割。もしも、危険なほどの増水が起きた場合には、下流のダム湖の貯水状態を勘案し、無理がない程度に放流を開始しているのです。

取水塔をバックに つまり、好天続きの時に発電用の水が涸れないように貯えるのがダムの役割。放流がされていない時にも、発電所の下では発電機を回した水が流されています。

 「なかっぺばし」の下を流れていた水は、主に支流の大千瀬川からの水。その大千瀬川にも、揚水発電をしている新豊根発電所を経由して佐久間ダム湖の水が送られ、中部(なかべ)の合流地点で再び天竜川へと還流していることになります。

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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:07│Comments(0)ウォーキング・ぶらり旅・町歩き
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