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2018年05月25日

5月20日「新緑の佐久間ダム探訪」⑤―馬背神社で一服

馬背神社 平沢の高台まで上がった「新緑の佐久間ダム探訪」参加者たちは、ちょっと疲れ気味。時間はたっぷりとありますから、馬背(ませ)神社の境内林の中で一服していただきました。

馬背神社 境内に育つ木のほとんどは、佐久間町時代「町の木」とされていた杉の木。私たちの目には普通にしか見えないこの風景も、大都市名古屋から来た観光客たちには見慣れない風景だったようです。

 「私たちが知っている神社の境内はもっと広くて明るく、杉の木があったとしても数本程度。こんな杉林みたいな神社って初めてです」。

馬背神社 北遠のほとんどの山には杉やヒノキが植林されています。それは、国内の住宅のほとんどが木造だった頃、木材の需要に供給が追い付かず、山ばかりか畑にまで建材として使われることが多い杉、ヒノキが植えられた歴史があります。しかも、根本と梢との太さに差がなく、まっすぐに高く伸びるよう、意図的に密集して植えられ、生長する段階で徐々に間伐を繰り返し、良材を造り出すのが林業のやり方。

 馬背神社の境内林は、佐久間の人工林を模して造られたようにも見えます。

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